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2021脳の運動教室プロジェクト: 中間報告

報告

2021脳の運動教室プロジェクト: 中間報告

始めに

私達West Coast Healthy Memory Society (WCHMS) は、2019年にカナダ バンクーバーに誕生したNPOです。脳に刺激を与えることで脳を活性化し、認知症を予防してご自分らしい生活を継続していただくことを目的としています。日本の施設1600か所で行われている学習療法よりエッセンスを抽出した「脳の運動教室」は、前頭前野を活性化することに注目し、他者と交流しながら皆さんと一緒に、心と身体と脳を元気にしていただくWCHMSオリジナルプログラムです。参加型の体操やコグニサイズ(脳を使いながら運動をするエクササイズ)、音読、簡単な計算、レクリエーションを通じ、記憶力や集中力、コミュニケーション力を高めていただきます。この度、日本外務省による「海外在留邦人・日系人の生活・ビジネス基盤強化事業」から助成金を頂き、全20回、カナダ全土にて日系人、在留邦人の方へオンライン脳の運動教室を行ない、無料で受講していただくことができるようになりました。常時のコンテンツに感染予防の講話を加えた2021年スペシャル版で、現在までに8回が終了しました(2021年9月22日現在)。中間点に差し掛かるにあたってこれまでの活動について報告させていただきます。

プログラムの流れ:毎週金曜日朝10時より(PST)

アンケート調査の結果

毎週クラスの後にアンケートをお願いしています。毎回全体の1/3位の方より回答をいただいています。全ての方の声ではないかもしれませんが、いただいたご意見はとても貴重なものですので、ここでシェアさせていただきます。
【総評】
8週間のべ参加者数:222名
男女比:ほぼ女性
参加者の都市:モントリオール、オタワ、トロント、ウィニペグ、カルガリー、ビクトリア、バンクーバー周辺
年齢層:30歳代から80歳代まで

😊コメント:年齢も地域も広範囲から参加していただいています。新聞、SNSでの広報も浸透してきているようです。一方でとても良いプログラムだが、金曜日の朝という事で、仕事をしている人が参加できないとの声もいただいています。次回のプロジェクトでは時間と曜日を再度検討していきたいと思っています。

【アンケート結果より抜粋】

質問3:どうやってこのプログラムを知りましたか?
1位:友人、知人より
2位:Facebook
3位:その他の媒体(日加ヘルス、トロント文化会館、インターネットで検索)

😊コメント:やはり口コミが強いようです。そこにFacebookやTwitterなどからお申し込みが少しずつ増えています。また他の団体にご協力頂き、広報が広がっていることを大変感謝しております。


質問6:参加前に緊張した方に、何が不安でしたか?

• 自分の脳の劣化を認めるのが辛い
• どんな事をするのだろうと思うと対面ではないのでドキドキしました。
• 友人から聞いていました、計算とかクイズなどです。
• 音読が難しいので ちょう緊張します。
• 答えを間違える事
• 初めての頃よりは緊張しなくなりましたが 人と接する時に緊張してしまいます
• Zoom がスムーズに繋げるかどうか少し心配でした
• グループに分かれて自己紹介をする、とあったので。
• どんな方が参加されるのだろうと楽しみで。
• 参加形式のZoomにまだ慣れていませんので不安でした。
• 参加中に体調が崩れるかもということ。

😊コメント:始めての事をする時は誰でも多少は緊張します。それでもクラス後皆さんの緊張度が下がっているのを見て安心しています。「間違っても大丈夫、ちょっと難しいことにチャレンジする」その気持ちが大事です。Zoomでのコミュニケーションも大分浸透しましたが、勿論まだまだチャレンジな方も多いと思います。その為に本番前の木曜日5時にテクニカルサポートを行っています。ご遠慮なく下記へご予約ください:hisashi@wchealthymemory.com スマイル王子こと、久志が皆さんをお待ちしております。

質問7:今回お申込み頂いた理由を教えてください

1位:プログラムに興味があった
2位:ゲストスピーカーの話に興味があったから
3位:物忘れなどに不安を感じていたから

😊コメント:こちらの結果はとても励みになります。「どんなプログラムだろう」と興味をもっていただいたということは本当に嬉しいです。そして各回毎にトピックスが変わることも注目です。それぞれのゲストスピーカーさんのお話はとても勉強になります。前回のカナディアンロッキーの話、最高でした!まだまだ後半に向けて話題満載です。そして、物忘れについて不安を感じている方、まさに巡り合えて嬉しいです。脳の運動教室を3年続けて下さっている本科生の皆さん、本当にお元気です。是非このまま継続していきましょう。

質問8:ファシリテーターの指示はわかりやすかったでしょうか?

😊コメント:95%の方が「満足」または「大満足」していると評価してくださいました。ありがとうございます。私達ファシリテーターも最初は本当に緊張しながら画面に話かけていましたが、今では皆さんに沢山鍛えて頂き、堂々と牽引することができるようになりました(笑)。盛りだくさんの脳トレの内容を時間通りに終わらせることはかなりのプレッシャーですが、皆さんが楽しく頑張ってくださっている様子をみることは本当に嬉しいです。ファシリテーターそれぞれに個性があります。色々なファシリテーターとの脳トレ時間をエンジョイしていただけると嬉しいです。

質問9:またプログラムに参加したいですか?

😊コメント:本当に嬉しいです。また参加したい率が100%というのは、皆さんがこのプログラムを楽しんで頂き、もっとやってみたいなと思って下さっているという事ですね。このように脳運ファンがどんどん増えることを願います。忘れっぽくなったと嘆くのではなく、「忘れないように今何ができるのか?」どうせ脳を活性化するならば、楽しく仲間と一緒にトライしてみませんか?そんな一歩を、現在までにもう80名の方が踏み出しています。

活動記―ある週の様子

09:50
毎週金曜日、朝10時(バンクーバー時間)からクラス開始です。10分前にクラスが開き、続々とオンライン教室に入室され、「おはようございます!」と参加者さん同士の元気な声が聞こえてきます。バンクーバー地域以外の都市から来られた方には、お天気などを尋ね「あら、寒そうー」とか「案外変わらないのねぇ」と会話が弾みます。参加者の皆さんはしっかりお洒落をして「教室頑張るぞー」という気合が画面ごしからひしひしと伝わります。

10:00
クラス開始です。司会者の希美または久志より、全体の流れの説明があり、当日のファシリテーターを紹介します。だんだんと参加者の皆さんもファシリテーターの顔と名前が一致してきているようです。

10:05
一番人気のコグニサイズ。コグニサイズとはコグニション(認知)とエクササイズを合わせた造語で、頭で考えるコグニション課題と身体を動かすエクササイズ課題を同時に行うことで、脳と身体の機能を効果的に向上させることが期待されます。まずその前に柔軟体操や呼吸を意識した準備運動で体をほぐしていきます。時には口の体操やラジオ体操で全身運動もします。そして体が暖まったら、コグニサイズが始まります。毎週色々なコグニサイズをご紹介していますが、「後だしじゃんけん」や指を使った運動、右手と左手で別の動きをするなど脳に無数の刺激が送られます。更には記憶力を試し鍛える運動もします。足踏みや歩きながら単語やポーズを覚えたりすることもあります。段々難易度が上がっていくので、時に動きが止まってしまうこともありますが、間違っても問題ありません。諦めずに続けることが大切です。コグニサイズを終えると皆さん素敵な笑顔です。

10:30
小グループに分かれて脳トレの時間です。大体7-8人のグループをファシリテーター1名が担当します。集中した空間での真剣勝負です。まずは自己紹介でお互いを知り、その後はお口のウォーミングアップで早口言葉を行います。そしてしっかり声を出して速く読む音読、ちょっとだけ難しいかもしれない?くらいの計算と続きます。これらのアクティビティを通し脳が真っ赤になることを説明すると、参加者さんの集中力が上がります。音読、計算で疲れた後は、楽しくグループ内でゲームをします。毎週違うゲームをしますが、笑い声がいっぱいの大盛り上がりの時間です。

11:10
感染予防に特化した講義がスタートします。感染予防トピックスは下記【感染予防トピックス一覧】を参照ください。
講義内容は感染予防だけの話しに限らず、バーチャル旅行や防災の話など、私達の免疫力を高める楽しい話題を週ごとに提供させていただいています。参加者の皆さんは、熱心にメモを取りながら聞いて下さったり、積極的に質問をして真剣に参加していただいています。ゲストスピーカーさんの役立つ情報やためになるお話しで感心したり、素晴らしい写真で心が癒されています。


*この感染予防講話はWest Coast Healthy Memory Societyに加え、防災を推進するNPO Safetyipさん、Yukon準州で活躍するAurora60さん、そしてカルガリー大学准教授 医学博士 館野透氏の協力の下、行われています。

11:45
最後にもうひと頑張り、ナースゆう子のCovid Q&Aコーナーです。毎週身近に起こったコロナ関連のニュースを日本とカナダで看護師のゆう子が5分で説明。時には大きな議論になり、皆さんで意見を交換し合います。

12:00
いつの間にか既に正午の鐘がなり、、、脳運レディーズは頭が真っ赤になったと満足してバーチャルクラスルームを笑顔で去っていかれます。しかし教室は更に続き。。。週末には復習をしなさいよ、というメールがやってきて、参加者の皆さんが一生懸命復習をされていると噂に聞いています。

詳細は動画でご紹介→https://youtu.be/kdwqkangu18

後半に向けて

上記のアンケート結果より、短い準備期間ではありましたが、ご満足頂けるプログラムを提供させていただけていると感じております。今後は引き続き、内容の充実、参加者さんからの声を反映させた取り組み、ファシリテーターの育成、強化をはかります。広報はSNSと口コミを中心に継続とリビューを行います。また参加者さんがモチベーションを保ちながら、中盤から終盤に向けて集中してご参加いただけるように新しい試みの導入も検討していきます。

このプロジェクトは参加してくださる方とエネルギーいっぱいのファシリテーターがお互いに頑張る事により成り立っています。認知症が減り、多くの人がお元気でその方らしく生きることができる社会を創る事は私達の未来への投資です。一人一人の力が大きな力となり、社会に貢献できるプログラムになることを祈って、私達は残り12回を成し遂げます。

2021年9月22日
West Coast Healthy Memory Society
代表 プール希美

参考リンク

脳の運動教室プロジェクトサイト→ https://noun.wchealthymemory.com/

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